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2020.06.12

宜野座中学校で連日「石川・宮森小ジェット機墜落事件」講話(6月11日、12日)

6月11日と12日の二日間にわたって、宜野座中学校で平和講演会が実施され、630会事務局長の伊波が「石川・宮森小ジェット機墜落事件から61年」と題して講話を行いました。初日は中学3年生、二日目は2年生。新型コロナ禍のなか、学年を分散し、体育館で相互の距離をとりつつ、全員マスク着用しての講演会となりました。伊波事務局長は自らの体験も交えて、事故の概要をパワーポイントで生々しい現場写真を見せながら話し、「宮森の事故はまだ終わっていません」と生徒達に訴えました。二日間、のべ約140名の生徒が参加し、熱心にメモを取りながら聞き入っていました。生徒達は、その日のうちで感想文をしたため、今回の講話で多くのことを学んだことを確認していました。感想文では「宮森小にジェット機が墜落したことは聞いたことがあったけど、実際にどういうものだったか今日初めてしりました」「こんな悲惨なことが起きても尚、ジェット機を飛ばし続ける米軍に対してとても怒りを覚えました」「実際に体験した方々が少なくなっている今、幼い頃から平和学習で学んできた私達が次の世代へ伝えていくべきです」等々、中学生らしいまっすぐな感想が随所に見られました。講話をする私たちが逆にたくさんのエールを生徒たちからもらった思いを強くもった二日間でした。

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