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2018.11.15

宮森小6年全児童がジェット機墜落事件のフィールドワークを実施(11月15日)

 11月15日(木)、宮森小学校6年の児童59名がジェット機墜落事件現場のフィールドワークを実施しました。一行は最初にうるま市石川庁舎ロビーで630会会長の久高による事件についての講話を聞きました。「今日のお話、フィールドワークを通じて、命の尊さと平和の大切さを学んでほしい」との久高会長の訴えを真剣に聞き入っていました。講話の後、3グループに分かれて、630会の役員による説明を受けながら、ロビーに展示されている事故の写真を見学しました。久高会長の講話の後だけに事故の生々しい写真に、一同緊張した表情で見入っていました。

 その後、墜落現場に向かいました。最初に墜落した旧6区5班の金城カヨさんの自宅があったところでは、臨場感が漂い、説明に耳をかたむける表情も真剣そのもの。旧6区8班に移動。「ここでは母に抱かれた幼い子供が亡くなり、母は大火傷したものの命は助かった。お母さんはそれが一生の悔みとして心に傷を負ったままだ」との説明に一行は顔を曇らせました。宮森小学校に着くと、「被害に遭った2年生の教室はここにあった」との説明があり、一行は59年前に自分たちの学校で起きた事故を現場で確認しつつ胸に刻んでいました。仲よし地蔵の前で参加者は「この事故をいつまでも忘れず、みんなに伝えていく」と思いをあらたにしました。

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