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2018.07.30

宮森小学校教員18名がジェット機墜落のフィールドワークを実施(7月25日)

7月25日(水)に宮森小学校教員18人が、630会の案内のもと、「石川・宮森小ジェット機墜落事件」の現場を視察するフィールドワークを実施しました。金城教頭先生が率いる一行は、まず旧石川庁舎内に展示されている常設写真展を見学しました。見学の前に久高会長が「今日の学習で学んだことを学校現場の平和学習に実践的に活かして欲しい」と語り、つづけて事件の概要と意味するものについて約30分講話しました。写真見学のあと墜落現場に全員歩いて行きました。ジェット機が最初に墜落し、4人が亡くなった旧6区5班(現松島区)、家屋の全焼が激しく2人が亡くなった旧6区8班の現場を見てまわりました。移動の途中、遺族の伊波秀子さんがひ孫と一緒のところに遭遇し、秀子さんは「お疲れ様です」とねぎらいの言葉をかけてくれました。民間地域をあとにして一行は宮森小学校に向かいます。「今は職員駐車場になっているところが焼け落ちた2年生のトタン屋根の教室があったところです」との久高会長の説明を聞き、一行は一様に心に何か沈んでいくような気持になったようでした。仲よし地蔵の前では久高会長から仲よし地蔵が設置された経緯等が話されました。炎天下約2時間のフィールドワークを終えて、参加者は宮森小学校で教鞭をとっている当事者として、この事故への認識を新たにし、自分たちに何ができるかを考えていくきっかけになったと思います。私たち630会も今後も宮森小学校の先生方と連携しながら、事故を風化させない取組みを強化していきたいと思います。

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