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2019.07.02
60周年慰霊祭に400人余が参列(6月30日)
6月30日(日)に630会、遺族会の共催で宮森小学校で石川・宮森ジェット機墜落事件犠牲者を追悼する慰霊祭を執り行いました。今年は事故から60年の節目にあたり、例年の2倍を超える400人余の参加者がありました。仲よし地蔵前で献花、焼香後、体育館で式典が行われました。久高会長は「60年経った今も沖縄の現状は何も変わっていない」と今後も事件の継承を行っていくべく決意を明らかにしました。来賓の挨拶に立った玉城デニー知事は「宮森のような悲惨な事故を二度と起こさない為に日米両政府に基地の整理縮小を強く求めていく」と述べました。式典の諸氏の挨拶の合間には、宮森小学校6年生全員による合唱、平和メッセージ受賞作品の詩の朗読が織り込まれ、最後は石川ひまわりキッズシアターの子供たちによる躍動感あふれるダンスで幕を閉じました。参加者の多さ、式典の内容の充実度、どれをとっても60周年にふさわしいものであったと思います。参加された県内外からの皆様には心からの感謝を申し上げます。
第1部仲よし地蔵前で焼香
平和への想いー若い世代に引き継がれて
60年経っても悲しみは癒えない
第2部の式典には体育館に400人余の参加者が列席
「60年後にして、この事件の歴史の扉をこじあけることができた」と述べた久高会長
10年ぶりに県知事が参加。平和の辞を述べる玉城デニー知事
平和メッセージ詩部門の児童の部最優秀賞受賞作品を丁重に朗読する司会の小林美沙希さん
平和の願いを込めて伸びやかに合唱する宮森小6年の全児童
当時同窓生を代表して挨拶に立った島袋力夫氏。挨拶の最後を飾るにふさわしい感動的な内容に会場から万雷の拍手が湧き起った。